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生理不順

生理不順とは

日本産科婦人科学会の定める「正常月経周期」とは、排卵を伴い25日から38日以内で周期毎のズレが6日以内となっています。
卵巣は、頭の中にある視床下部、下垂体から分泌されるホルモン刺激(FSH:卵胞刺激ホルモンとLH:黄体形成ホルモン)によってE(エストロゲン:卵胞ホルモン)と排卵後にはP(プロゲステロン:黄体ホルモン)も分泌します。

検査法

  • 卵巣の機能を正確に知るには、基礎体温の測定が重要です。これにより無排卵周期、黄体機能不全、排卵の遅れなどが判ります。
  • エコーで卵巣の状態(卵胞の大きさと数)子宮内膜の状態を観察します。
  • 月経周期に合わせて排卵に関係するホルモン(FSH、LH、E、テストステロン(男性ホルモン)、PRL(乳汁分泌ホルモン)、甲状腺関連ホルモン、p)、負荷試験(LH-RHテスト・TRHテスト)などを測定します。
  • その結果のみで診断が付く場合もありますが、ある疾患が疑われる場合は、追加で負荷試験・HOMA指数(インスリン抵抗性)・抗ミュラー管ホルモン(AMH)の測定を行います。

当院は正確な診断をするために、時間をかけますので初めに1?2ヶ月の時間を要します。

治療法

ホルモン異常の原因と障害の程度、既婚・未婚、妊娠希望の有無、年齢などを考慮して最適な治療方針を決定します。
当院ではカウフマン療法、漢方療法、排卵誘発剤(内服薬と注射)の投与を行っています。
HOMA指数陽性には糖尿病の治療薬、遊離テストステロン(フリーテストステロン)高値の治療も致します。

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